こどもたちの作った各会社は、今回の販売会を迎えるまでに
・市場調査(保護者アンケートなど)
・事業計画
・資金調達
・仕入れ~商品制作
などに取り組んできました。
資金調達では実際に銀行の方に対して事業計画を説明したそうです。
なんとも本格的な授業に驚かされますね。
販売会では、まず最初に各会社のCM(商品PR)がありました。

各会社、PRも各会社色んな工夫をしていて、
商品の魅力を紹介するだけでなく
寸劇をして実際に商品がどんな場面で役立つのか分かりやすく表現したり
なぜその商品を作ったのかを説明したり。
値段の安さや販売場所を伝えてお客さんに来てもらう工夫をしている会社もありました。
CMのあとのはいよいよ商品を販売する時間です。
入場時に配られた各家庭1500円の疑似通貨を持って商品を買いに行きました。
(実際に商品を受け取るのではなく買いたい商品の券をもらいます)

どの会社の商品も工夫が凝らされていて、何を買うか悩みます。
商品のデザインや実用性、価格ももちろん大切なのですが、
最後の商品を買った決め手は販売するこどもたちの熱意でした。
一生懸命商品をアピールされると、やっぱり買いたくなりますね!

時間が経って各保護者の所持金も少なくなってくると、
値下げをして買いやすくしている会社もありました。さすがの工夫です。
最終的に、たくさんの利益が出た会社、融資を返済しきれなかった会社とまちまちだったようですが、どの会社も一生懸命自分達の考えた商品を売っている様子が印象的でした。
とても実践的な授業で、こどもたちの頑張りやたくさんの工夫に驚かされた販売会。
こどもたちにとっても貴重な経験になっていると感じました。
5年生のみなさん、お疲れさまでした。